ジェルネイルを始める道具を揃えたら、いよいよ実際に爪にジェルを塗っていきましょう!
ジェルネイルをつけてみると思ったより持ちが悪かった‥すぐ剥がれてしまったと言うお声もよく聞きます
ジェルネイルは
いくつかのポイントを押さえることによって、約1ヵ月の綺麗な状態が保てます
このポイントをお伝えしながら、基本的なジェルネイルの塗り方をお伝えします
ネイルサロンで実際に塗ってるやり方をご紹介します!
使用する道具について
今回はセルフネイラーさんに御用達のネイルブランド【ネイルタウン】から出ているネイルキットを実際に使用して塗っていきます。
ネイル初心者の方にオススメのキットですがこちらの商品以外でも
その都度使用道具はご紹介していくのでお手持ちの物で大丈夫です!
- まだ道具を揃えてない
- 必要な道具が分からない
と言う方は以下の記事で説明をしているので、良かったらこちらをご覧ください
最初に揃える道具はこちら↓
キット購入か単品購入にするかのヒントはこちらに↓
セット内容は購入当時のものであり、基本的には現在発売されてる物と大きくは変わらないと思いますが、
内容が変わる場合があるのでもし検討される場合は商品ページをご確認ください
やらなきゃだめ?ジェルの下準備(プレパレーション)
ジェルネイルをするにあたり、必ずやらなくてはいけない下準備=プレパレーション
プレパレーション訳してプレパとも呼びますが何故このプレパが大切かをまずお伝えします。
ジェルネイルの下準備には以下のような役割があります
- 爪の形を整え見栄えを良くする
- 爪の表面を整えジェルの持ちを良くする
- 甘皮周りを整えて根元まで塗れる様にし持ちを良くする
ジェルを塗ったからには長く綺麗に持って貰いたいですよね
下準備は仕上がりの美しさだけではなく、塗った後の持ちにも関わる大切な作業です。
ここをしっかり行うことによって、持ちだけではなく、その後の【塗り】の工程も塗りやすくなります。
下準備に必要な道具
画像はキット内の道具でご紹介していますがご自宅に同じ物がある場合はそちらでも勿論大丈夫です
それでは実際にやっていきましょう!
ジェルネイルの流れ
ジェルの下準備から仕上げるまではこのような工程で進みます
1~3の【爪の形成】【甘皮処理】【爪表面の下準備】が準備の工程になります
爪の形の整え方
ファイル・スポンジバッファー・(ネイルニッパー)
①長さを短くしたい場合はネイルニッパーもしくは爪切りで爪の長さを切っておきます。キット内には含まれてないので必要な方は別途用意しておいて下さい
ある程度したい爪の形にカットしておくと次の工程が楽になります
②ファイルを使ってお好みの爪の形に整えます
③爪の裏や横から余計な薄皮の様な物=バリが出た場合はスポンジファイルを優しく使いバリを取り除きます
甘皮ケア
プッシャー・ニッパー・(セラミックプッシャー)
この辺りは画像見ただけだど分かり辛いと思うので実際に道具を用意してご覧頂くと分かりやすいと思います!
プッシャーの持ち方と動かし方
親指と人差し指の間を通して中指で支えます(上記の写真上部分)
その後親指と人差し指を添えて使用します(上記の写真下部分)
プッシャーを持ったら小指を赤丸で囲んだ所の様に置き支えにします
中指・親指で支えた状態のまま手首のスナップを効かせて動かします。
爪にプッシャーを当てたら表面を撫でる様に動かしていきます
この時は絶対に力は入れずに軽い力で行います
メタルプッシャーで甘皮を押し上げる
①メタルプッシャーを使い甘皮を押し上げます。
でも
甘皮処理ってどこをするの?
って思いますよね。
慣れるまではこの工程難しいです。ここでちょっと脱線してどこを処理するかみてみます。
※画像は分かりやすい様に目安として色付けしてますが甘皮周りの状態には個人差があります。
爪の上にはルースキューティクル(爪の角質)が張り付いています
一枚の皮の様になっているので、いきなり真ん中からプッシャーで押し上げるのではなく、サイドから押しあげ徐々に剥がしていきます
シール剥がす時も端からカリカリ‥って剥がすよね!そんなイメージです!
なのでプッシャーも
- サイドのルーススキン(爪の角質)から始まり
- 爪のコーナーに向かって押し
- 最後に真ん中を押し上げます
セラミックプッシャーで押し上げる
②セラミックプッシャーも①と同じように動かして使います。
セラミックプッシャーは①で取りきれなかったより細かいルーススキンを除去するのに向いています。
持ち方はプッシャーと同じく持ちセラミックプッシャーの全面が爪にフィットする様に使います
真ん中を触る時だけはくるくる円を描くように動かすと、細かい角質が取れやすいです
お持ちではない方はやらなくても良い作業ですが、この作業を加えてあげるとより綺麗な仕上がりになります。
ニッパーで余分な甘皮をカットする
③伸びてる甘皮をニッパーでカットします
切ってる途中
切り終えるとこんな感じです
甘皮がスッキリして爪も長くなった様に見えますがここで注意!
無理にすると出血したり切ってはいけない所まで切ります。慣れるまではこの作業は無くてもOKです!
しかし甘皮はカットしなくてもここはやっておきたいニッパーポイントをご紹介します。
ニッパーの持ち方と使い方
ニッパーはこんな感じで包みこむ様に持ちます
親指は上からそっと添える様に持ちます
親指の位置は大体どのニッパーも赤丸で囲んだ位置に丸い模様があるのでそこの少し下位に親指を添える目安にすると良いかと思います
軽い力で開閉して使用します
初心者さんでもやって欲しいのが【ささくれ】と【小爪】のカット
【ささくれ】は触れると痛いのは一度は経験した事がある方も多いはず。
ネイルが綺麗でも【ささくれ】だらけだと残念ですよね。最初はゆっくりで大丈夫なので決して引っ張らずニッパーの刃を閉じて切ります。
続いて【小爪】のカット
小爪はこの様に爪の横からぴょん!と出た角質です。これがあると
- チクチクして痛い
- ジェルを塗る時に邪魔
- ジェルと一緒に固まって表面に凹凸が出る
と良い事が何もありません。
なので下準備の時点でカットしておきましょう!切り方はささくれと同じ根元からパチン!と切ればOKです!
切る時は親指で皮膚を外側に張ってあげて
ニッパーでカットです
ささくれや小爪はニッパーで引っ張らず見てゆっくりカットすれば失敗する事も少なく綺麗になります。
ニッパーにも慣れるので初心者さんでも挑戦して貰いたい工程です!
爪の表面を整える
爪の表面をサンディング
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①続いては爪の表面を整えてジェルの密着を良くしていきます
爪の表面は削るというよりは曇らせるイメージです。
根元と爪のサイド部分はサンディング(=やすりで傷をつける事)しずらい部分でジェルが浮きやすい所になります。
サンディング忘れがない様に丁寧に行いましょう!
最後に【拭き取り】
ダストブラシ・ジェルクリーナー・ワイプ
②粉が出る作業が終わったらダストブラシを使って爪や手から粉を払います。
爪の表面や手に粉が残ってると
ジェルを塗る時にボコボコしたりアレルギーを起こしたりするので必ず払って下さい。
③最後にワイプにジェルクリーナーをつけて爪全体を拭き取ります。
拭き取りの目的は
爪の表面に油分や水分があると
ジェルが弾いたり縮んだりする
のを防ぐ目的があります
ジェルが弾いてしまうと根元ギリギリに塗れない為すぐ伸びた様な見た目になってしまったり
そもそも次に塗るカラーが定着しなかったりします
ジェルを塗る為に必要な工程なんだね!
表面の拭き取りが終わったらいよいよジェルを塗るのですが、今回は長くなってしまったので次回【塗り】工程をご紹介します。
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